こんにちは、猫より犬派へんじんです。
ポケモンホームが解禁され、新シーズンが始まりキョダイマックスラプラスが環境に流行しています。
そんな中ラプラスにも強く使いやすいとガオガエンが密かに(なんならこっちの方がラプラスより)増えています。
そこで当記事では環境で使われているガオガエンの型をまとめました。最後に対策おすすめポケモンを載せているので、ぜひ最後までお付き合いください!
ガオガエンの基本情報
まずは基本的な部分を抑えましょう。ソード/シールドからポケモンを始めた方は知らない人も多いのではないでしょうか?

ガオガエンはアローラ地方の御三家ニャビーの最終進化系です。
タイプは炎、悪タイプで悪タイプが苦手な環境に多いフェアリータイプを見事に補っています。
また、攻撃種族値は115とかなり高いです。それに加え、注目すべきポイントは耐久力の高さです。
ガオガエンの強みはまだあります。「いかく」という特性を持っていて、相手と対面した時に相手の攻撃力を1段階下げます。
ただし、すばやさは60とあまり高くはありません。
性格はいじっぱりかわんぱくにする人が多いようです。
ガオガエンの強さ
では、なぜガオガエンが強いのかを簡単に書いていきます。
- 4倍弱点がなく、耐久力が高い
- 防御、特防共に高い種族値
- 攻撃力が高い上、高威力のわざを覚える
- 特性:いかくが単純に強い
- 対面性能が高く起点作成もこなせる
- 環境に刺さる技範囲
- 型が多く、1匹で相手を壊滅させられることもある
箇条書きにしましたが、見て分かる通り、攻守ともに優れているのです!また、「とんぼがえり」や「すてぜりふ」などすばやさが遅いのを逆に生かして後攻から手持ちと交代でき、後続のポケモンにダメージを与えることなく交代できます。
しかも、ガオガエンは耐久力に優れているので交代を繰り返して戦う、いわゆる「サイクル戦」に強いのも採用しやすい理由です。雑に使って強いなんてもはやミミッキュじゃないですか!
また、型も多様化してきており、型の判別を間違えるとガオガエン一匹に3タテ、なんてことも珍しくありません。
怖すぎます!このポケモン!
ガオガエンの型
では、ここからは環境にいるガオガエンの型を紹介します。
※当サイトでは簡略化するためHP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ→h,a,b,c,d,sと表記します。また、性格補正がある場合には↑、↓と表記します。性格補正が何もない場合には特に表記しません。ダイマックスしている場合にはポケモンの名前の前にGを表記します。例:Gリザードン

弱点保険ガオガエン
性格 | いじっぱり(攻撃↑特攻↓) |
特性 | いかく |
持ち物 | 弱点保険 |
努力値 | h:252 a:252 d:4 |
技構成 | フレアドライブ/DDラリアット/選択1/選択2 |
性格/特性/持ち物
もともとすばやさは遅いので「いじっぱり」にして、攻撃に補正をかけて火力を高めているようです。
特性はいかく一択です。相手の攻撃力を削ぐことができますし、ダイマックスして運用するのでより耐久力を上げることができます。
持ち物は弱点保険です。弱点の技を受けると攻撃、特攻が2段階ずつ上昇します。ダイマックスポケモンとは非常に相性がいいです。
努力値
ダイマックスした時に物理と特殊の両方に対応できるように耐久力をそこ上げするためにbやdには振らず、hに最大まで振っている型が多いようです。
また、すばやさを無振りアーマーガアに勝てるようにhやaを削ってsに振っている個体もいるようです。
技構成
基本的には炎の最高火力のフレアドライブ、悪の最高火力のDDラリアットを採用している型が多く、たまにフレアドライブの代わりにブレイズキックを採用している場合もあります。
選択枠は「ダイジェット」ですばやさを上げるためのアクロバット、環境に刺さる格闘技のインファイト、電気技のかみなりパンチ、鋼技のアイアンヘッド、地面技のじしんが多いです。
また、剣の舞をもつ個体や鬼火、サイクル戦に強いすてぜりふやとんぼがえりを持っていることもあるようです。
突撃チョッキ型
性格 | いじっぱり(攻撃↑特攻↓) |
特性 | いかく |
持ち物 | 突撃チョッキ |
努力値 | h:252 a:252 d:4/h:252 b:252 d4 |
技構成 | フレアドライブ/DDラリアット/とんぼがえり/選択 |
性格/特性/持ち物
性格、特性は弱点保険型と一緒です。理由も火力の底上げと耐久力向上で同じなので省略します。
持ち物は突撃チョッキで特防が1.5倍になる持ち物です。しかし、変化技は打てなくなります。
努力値
努力値は2パターンあるようでわかりやすくするために攻撃型と防御型とでも名付けましょう。
攻撃型
攻撃型では弱点保険の型と同じで耐久力の底上げと攻撃力の確保のために努力値をh、aに最大まで振っているようです。しかし、いかくと突撃チョッキによって耐久力は弱点保険型より遥かに高いです。
防御型
防御型は努力値を攻撃に振らずh:252 b:252に振り、サイクル戦に強くした型です。また、bの努力値をbとdに振り分けて耐久調整している型も多いです。このかたは弱点を突かれてもHPの半分もダメージが入らないほど硬いです。さらに攻撃力はもともと高いので相手の弱点を突ければ、1撃で倒すこともできます。
技構成
突撃チョッキを持っていることで厄介な変化技は打てませんが、耐久力が上がったのでサイクル戦を想定してとんぼがえりを採用している型がほとんどです。
また、耐久力を下げないためにインファイトではなく、ラプラス対策にもなるかわらわりを採用している型も多いです。
また、弱点保険型同様広い技範囲の選択技からどれか1つを採用しているので要注意です。
起点作成型
性格 | わんぱく(防御↑特攻↓) |
特性 | いかく |
持ち物 | オボンの実 |
努力値 | h:202 a:135 b:156 d:111 s:80 |
技構成 | すてぜりふ/ねこだまし/選択1/選択2 |
性格/特性/持ち物
性格はわんぱくで特性のいかくと合わせて物理に強くしています。持ち物はオボンの実が多いようで、たまに混乱実(バンジの実やフィラの実など)もいます。
努力値
努力値は人によって全然違う振り方で細かく調整している型がほとんどです。ですので今回の型はgame8さんの育成論に載っていた型を挙げておきます。対面性能が高く一撃で倒せる相手は倒し、そうでなければ起点作成するといった動きをしてきます。非常に厄介です。
技構成
技構成は起点作成のためのすてぜりふは確定です。ねこだましを搭載している型が多く、初手ねこだましをしてとりあえず相手の様子を伺い、相手の意思(交代するかなど)を確認して動くようです。
残りの選択枠は2枠攻撃技にする型とワンウエポンで鬼火を搭載し、より起点作成に特化させた型がいます。
攻撃技はほとんどがタイプ一致で打てる技のフレアドライブ、DDラリアットです。ごく稀に違う技を持っていることがありますが超限定的なポケモンに絞って搭載しているので、多くのポケモンには刺さりません。
ビルドレイン型
性格 | わんぱく(防御↑特攻↓) |
特性 | いかく |
持ち物 | 食べ残し |
努力値 | h:252 b:252 d:4 |
技構成 | ビルドアップ/ドレインパンチ/選択1/選択2 |
性格/特性/持ち物
性格、特性共に物理に厚く対応できるようにするためわんぱく、いかくで確定です。
持ち物は食べ残しでビルドアップを積んでいる時により生存能力を高めます。オボンの実を持たせている型もいるようです。
努力値
この型は相手の物理ポケモンを起点に全抜きを狙う型なので、物理に最大限対応できるようにhとbに最大まで振ります。基本的に特殊の相手はしないので残りの4をsに振っている個体もあります。
技構成
コンセプト的にビルドアップ/ドレインパンチは確定です。
残りの技はフレアドライブ、DDラリアットが圧倒的に多いですが、より相手の物理ポケモンを起点にできるよう鬼火の採用もなくはないです。
また、刺さることの多いじしんも割と採用されているようです。
命の玉火力特化型
性格 | いじっぱり(攻撃↑特攻↓) |
特性 | いかく |
持ち物 | いのちのたま |
努力値 | h:4 a:252 s:252 |
技構成 | フレアドライブ/DDラリアット/アクロバット/つるぎのまい |
性格/特性/持ち物
性格は、火力を高め、抜き性能を上げるために、いじっぱりが多いようです。
特性は言わずもがな、いかくが主流ですね。たまに、もうかの個体もいます。
持ち物は、コンセプト上命の玉です。これを持たせることにより、剣舞をした後の火力は恐ろしいほど、高くなります。カバルドンですら、ダイバーンで吹き飛びます。
努力値
火力特化で全抜きを狙う型なので、a252は確定です。sは調整する人もいますが、ほとんどは、ダイジェット後に、より多くのポケモンを抜けるよう、素早さに全振りしています。
技構成
火力の出るタイプ一致技のフレアドライブ、DDラリアットは採用されている場合がほとんどです。
また、ダイジェットとして使うために、アクロバットもほぼほぼ、採用されています。
剣舞は、採用していない型も中にはいますが、だいたいは採用しています。技はこの4つで確定といってもよいでしょう。
この型は、剣舞を積まれると、後出しできなくなり、手が付けられない状態になるので、特に注意が必要です。
対策
では、ここからはガオガエンの対策を紹介していきます!
ガオガエンは攻撃力も耐久力も高いので生半可な火力では倒せませんし、逆に倒されてしまいます。しかも弱点をつけば弱点保険が発動し、もうお手上げです。
ですので、対策としては2パターン考えられます。
- 超高火力で1撃で倒す
- 攻撃を受け切って倒す
1.超高火力で1撃でたおす
半端な攻撃力では倒せませんので1撃で倒せるのは彼以外にいません。そう我らがエラガミ様、鉢巻ウオノラゴンです。
「そこまでしないとダメなの!?」
と思う方もいるかもしれませんが、1撃で倒すには鉢巻ウオノラゴンしかいないんです。もともとのs種族値は勝っているので、最速ガオガエンには確実に先制エラがみを打てます。またガオガエン側からの有効打もないので後出しで勝てます。
2.攻撃を受け切って倒す
ここで思いつくのはミロカロスやドヒドイデだと思います。
が、ミロカロスやドヒドイデでは対策できません!
ミロカロスやドヒドイデはタイプ相性もよくて防御力も高く、回復技も持っています。しかし、ガオガエンの技次第では弱点を突かれてしまう上、メインウエポンのねっとうで弱点保険まで発動されてしまいます。さらに、ガオガエンは炎タイプですのでねっとうで火傷することもありません。
そこでおすすめするのが
ふくつのこころバイウールーです!
本当は「ぼうじん」がいいんですが、まだ夢特性を入手できないらしいので…
もふもふだと炎タイプが抜群になってしまい、ダイバーンを打たれればおしまいです。しかし、ふくつのこころならば余裕で受けられます。さらに、バイウールーのs種族値は88でガオガエンより先にコットンガードを打てます。
例え、インファイトを食らっても1/4程度のダメージしか入りません。
そして、コットンガードを2回積むとボディプレスでh252、b252のガオガエンですら1撃で倒せます!
バイウールーの詳しい育成論はこちら
【育成論】ガオガエンなどの炎タイプに強いバイウールー【ポケモン剣盾】
まとめ
とても長くなってしまいましたが、環境に存在するガオガエンの型を網羅することができたと思います。
ちなみに、「ガオガエンは進化すると気持ち悪い!」という方は、進化前のニャヒートの型もあります。
【育成論】ガオガエンより優秀!剣盾版輝石ニャヒート【ポケモン剣盾】
私が愛用している型で、結構強いです。ここまで読んでくださったおまけ程度に紹介させていただきます。
長い間お付き合い頂きありがとうございます。今後も有益な情報を届けられるよう努力しますので、何かお気づきの点、意見、コメント等ありましたら、お気軽にコメントしてください!
では、良いポケモンライフを!
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