こんにちは、へんじん(@henjin_blog)です。
ランクマ初期の頃、エレキメイカーバチンウニとエレキシードルチャブルのコンビで一躍有名になったバチンウニ先輩。
その見た目のキュートさから好きな人も多いのではないでしょうか?
しかし、もはやランクマで使っている人はほとんど見かけず、図鑑埋め途中の人にしてみれば、出現率の低さから苛立ちの対象となり、一部の愛好家は6体集めてキャンプで愛でるという愛玩ポケモンになってしまいました。(※個人の見解です。)
今回は、そのバチンウニを救うべく、ランクマでも強そうなマイナーなバチンウニの型を紹介します。
ちなみに、バチンウニはバフンウニっていうウニがモチーフになっているみたいです。

普通のとげの長いウニはムラサキウニってやつらしいです。
運用・役割

バチンウニは通常特性に「ひらいしん」を持っていて、電気タイプの技を受けると特攻を1段階上げることができます。
これを利用して後出しから相手の受けを許さないウニを降臨させます。
「ひらいしん」を発動させると相手はバチンウニに有利だと思われるポケモン(地面タイプやドラゴンタイプなど)に高確率で交換してきます。
そこを読んで重たい1撃をぶちかましてやりましょう!
強い点と弱い点
まず、この型のバチンウニの特徴を知ってもらうために強さと同時に弱い点も紹介します。
強い点は以下の通りです。
- 読まれにくい
- 両刀
- 先制技で素早さをカバー
- トリルパ潰し
- 受けを許さない
詳細は育成論で紹介しますが、簡単に強さをまとめると、後出しから出てきて、相手の受けを許さない高火力アタッカーとなれるのが強みです。
次に弱い点を挙げていきます。
- 遅すぎる
- 読みが必要
遅すぎるので、相手の攻撃を確実に受けてしまうのがつらいです。
また、相手の電気技に合わせて出すので、プレイングスキルが求められます。
それでも、成功すると確実に有利な盤面を作り出せます。
育成論
※当サイトでは簡略化するためHP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ→h,a,b,c,d,sと表記します。また、性格補正がある場合には↑、↓と表記します。性格補正が何もない場合には特に表記しません。ダイマックスしている場合にはポケモンの名前の前にGを表記します。例:Gリザードン

レベル50時の実数値:155-122-115-157-105-×
性格 | れいせい(特攻↑素早↑) |
特性 | ひらいしん |
持ち物 | いのちのたま |
努力値 | h:252 a:4 c:252 |
技構成 | 10まんボルト/なみのり/じばく/ふいうち |
性格
素早さは活かせないポケモンなので素早さに下降補正をかけて、特攻を上げることができる「れいせい」にしました。
バチンウニは物理型が有名なので、ここも読まれにくい要因だと思います。
特性
コンセプト上、「ひらいしん」で確定です。
エレキメイカーとの差別化は、エレキメイカーだと電気技の威力しか上がりませんが、ひらいしんの場合特殊技全てに補正がかかる点です。
バチンウニの水技はあまり警戒されないので、後出しで出てきた地面タイプにぶっ刺さります。
持ち物
持ち物の候補はいろいろとありますが、火力を求めると珠に落ち着きました。
一応候補で考えていたものを載せておきます。
いのちのたま
→ふいうちにも補正がかかるので強い。ただし、HPが元から少ないため珠ダメがかなり痛いです。
こだわりメガネ
→一番火力が出ますが、打ち分けができなくなるうえ、両刀にもできないので却下になりました。
たつじんのおび
→技が環境にいるポケモンに弱点をつけるものが多いため候補としていました。また、ドラパ想定でたたりめを採用していたので、有力候補だったのですが、自爆にした方が使いやすく候補から外れました。
努力値
HPに振らないと低すぎて100日後どころか3日で死ぬぐらい、すぐ死ぬのでHPに全振りしました。
後は火力を求めてcに振り切り、残りは耐久力が元からそれなりにあるので、ふいうちの火力を少しでも高めるために攻撃に振りました。
技構成
命中安定のバチンウニの最高打点。命中に自信のある方は「かみなり」もあり。
また、「たたりめ」を採用するならば「ほうでん」にしてマヒを狙うのもあり。
命中安定の水技最高打点。命中自信ニキは「ハイドロポンプ」でもあり。
「たたりめ」採用の場合は「ねっとう」にしても強い。
「たたりめ」採用しなくても、やけどは強いので「ねっとう」でもいいが、追加効果を引く確率が低いので、素直に威力が高い方を採用とした。
もともとはここが「たたりめ」枠だったが、HPが減ってきたら自爆して相手に少しでも痛手を負わせるのが楽しく(最低)採用とした。
環境にゴーストタイプが多く、元の威力が低いが、H4ドラパぐらいならたたりめ→ふいうちで、特攻が上がっていなくても倒せる。
特攻が上がっているとたたりめで高乱数(80%以上)1発で倒せる。
バチンウニの高い攻撃種族値と珠により、努力値を振っていなくてもかなり火力が出る。
遅い素早さを補うのにも最適。また、こちらが特性を発動すると高確率で有利なポケモンに引いてくる相手に上記の技である程度ダメージを与えた後、ふいうちで被ダメ無しで相手を倒せる。
ドラパルト意識で技構成を組む場合には
- ほうでん
- ねっとう
- たたりめ
- ふいうち
がおすすめです。
他の「ひらいしん」持ちとの差別化
ライチュウ
→先制技も持っているが、どれもノーマル技でゴーストタイプには効かない。また、ドラパルトに勝てない。
ドサイドン/アズマオウ
→タイプが違う。「ひらいしん」発動後に相手の引き先と考えられるポケモンに有効な技がない。
ライボルト
→地面タイプ後出しされると止まる。
トゲデマル
→特攻種族値が40しかなく「ひらいしん」と相性が悪い。
ダメージ計算
この型のバチンウニは「ひらいしん」を発動させて戦う型のため、ダメージ計算は全てひらいしん発動後になっております。
「10まんボルト」
h252 トゲキッス
→119.2~142.1%確定1発
h252 ラプラス
→113.0~135.0%確定1発
h252 d252↑ ドヒドイデ
→94.2~110.8%乱数1発(56.2%)
「なみのり」
h252 ドリュウズ
→112.4~133.1%確定1発
h252 b252 カバルドン
→105.1~124.6%確定1発
「じばく」
h252 b252↑ カビゴン
→35.2~41.5%確定3発
h4 サザンドラ
→64.8~76.7%確定2発
「ふいうち」
h4 ドラパルト
→53.6~65.2%確定2発
h4 ギルガルド(シールドフォーム)
→40.4~47.7%確定3発
「たたりめ」
h4 ドラパルト
→96.9~114.0%乱数1発(81.2%)
h4 ギルガルド(シールドフォーム)
→70.5~83.8%確定2発
h4 ミミッキュ
→91.6~109.1%確定1発(化けの皮込み)
受け
a252 珠ミミッキュ「ダイフェアリー(威力130)」
→76.1~90.3%確定2発
a252 竜舞+1ドラパルト「ドラゴンアロー」
→82.5~98.0%確定2発
c252 ↑ サザンドラ「りゅうせいぐん」
→87.0~103.2%乱数1発(18.7%)
c252 ギルガルド(ブレードフォーム)「シャドーボール」
→54.1~63.8%確定2発
まとめ
ここまで、避雷針バチンウニの育成論を紹介しました。
見た目にはとても魅力を感じるいいポケモンなのですが、種族値が微妙なラインで使い方が難しいですね。
剣盾では、今のところ特性:エレキメイカーはバチンウニだけですが、ダウンロードコンテンツが解禁されて、カプ系が来たら居場所がなくなりそうです。
そんな点も考慮すると、今回の避雷針型はバチンウニを救ったといってもよいのかもしれません。
この型は、相手の電気技を読み切って使うので特性が発動すると、とても気持ちよくなれるのもいいです。
少しでもバチンウニを好いている方やウニが食べたい方(関係ない)はぜひ、使ってみてはいかがでしょうか?
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